不法行為(損害賠償)
不法行為というと何やら「犯罪?」と思う方もおられるかも知れません。
しかし,たとえば,悪気はなく,うっかり他人の物を壊しても不法行為です。
ところで,損害を与えたら必ず損害賠償ということになりません。
行為,損害,因果関係(行為なければ損害なしの関係)があって始めて
不法行為となって損害賠償の問題となります。
以下の二つの場面が考えられます。
○被害者として損害賠償を求めるとき
○加害者として損害賠償を求められたとき
前者の場合は,過小な賠償に甘んじることなく適正な賠償を求めます。
後者の場合は,過剰な請求に応じることなく適正な賠償を支払います。
示談交渉(裁判でさえ)は,弁護士に依頼せず個人で行うことも法的に可能です。
しかし,その示談の結果は本当に「適正な賠償」でしょうか。
不法行為が問題となる場面は様々です。それぞれの項目もご覧ください。