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弁護士に相談する前に

弁護士に相談する前に取得をお勧めするもののご案内です。

不動産に関係する相談
法務局で
・登記簿謄本(「全部事項証明書」を申請します)
 土地と建物は別々です。誰が所有者とか,抵当の有無とかいろんな情報が得られます。
 誰でも取得出来ます。
 機械でもとれますが,慣れないうちは窓口に申請書を提出した方が良いでしょう。
 「この土地上の建物すべて」という言い方でお願いすることもできます。
 費用は変わりませんので,「共同担保目録」「信託目録」はおまじないとしてつけてください。
 共同担保目録から芋づる式に不動産を見つけることもあります。
公図
 Googleマップでは分からない土地の形状,境界が分かります。
市役所で
固定資産評価証明書
 基本は不動産の所有者しかとれません。
 自動的に名寄せしてくれないので,法務局で先に不動産を特定すると好都合です。


会社関係
法務局で
・法人登記簿謄本(「履歴事項証明書」を申請します)
 誰でも取得出来ます。

相続や家族関係(離婚等)
市町村役場(本籍地)で
戸籍謄本
 電子化されています。
改製原戸籍
 昔の手書きの戸籍です。
戸籍附票
 機能としては住民票と同じですが,過去の転居歴を知りたいときは,戸籍附票が良いです。
市町村役場(住所地)で
住民票
課税証明書

 紛争の相手方の戸籍・住民票は一般の方は取得出来ません。
 そのときは,弁護士にご相談ください。

お金にまつわる問題
銀行で
取引履歴
 古い通帳を亡くしても,銀行によりますが10年かそれ以上の入出金履歴を取得出来ます。

上記は一般的なご説明です。
個別の事情でもっと必要なケースは当然にあります。